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出初め式2017

  • 執筆者の写真: Keiko Hamada
    Keiko Hamada
  • 2018年1月7日
  • 読了時間: 2分

東京名所八代洲町警視庁火消出初梯子乗之図(部分)、歌川広重(3代目)、明治8年(1875年)の出初式を描いた錦絵

今年の(消防)出初式は比較的暖かく、参列された1100名以上の消防団、関係者の皆さんにとっても過ごしやすかったのでないでしょうか。今年も市民の安全のためにどうぞよろしくお願いいたします!

出初め式の歴史は古く、江戸時代にはすでに存在しているので、それは長い歴史です。昔の絵を見るとはしごに乗って足をかけて、手を離して・・・。これは、現代では消防団ではなくてまといの会に引き継がれています。

火事と紙に関連した歴史を思い出したので。東京で紙の歴史について見学をしたことがあります。展示物のひとつに、和紙に太い縄がついているメモ帳のようなものがありました。時代劇をみると、その用紙は見たことがあると思います。その太い縄のついているメモ帳は帳簿帳で、昔、火事がおきたとき、大切な帳簿が燃える困るので、そのまま川に沈めたそうで。どこかに縛り付けるために縄ひもがついているというわけです字は墨でかいているので消えないし、紙も水につよいので、火事がおさまれば、また引き上げればよいということです。生活の知恵ですね!

さて、今の富士にもどりまして。火災件数が昨年より少々増えています。心強い消防団の方々いるといっても、やはり、一人ひとりの火の用心です。電気ストーブ、灯油、ろうそくなどなど気をくばりましょう。(実は自分に言い聞かせています)よい年のスタートを!


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